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平成20年 3月31日 東京都
環境省記者クラブで会見
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3月31日、環境省記者クラブで拡張構想について記者発表しました。年度末の忙しい中、4社から6人の記者に取材していただきました。
概要は以下の通りです。 |
| 宮腰副理事長が拡張構想の概要について説明。 |
その後、午来理事長があいさつ。
「知床は流氷の世界的南限で、千島列島と切っても切れないつながりがあります。
これを一体として保全しなければならない。地球環境が大きく取り上げられる中、ロシアの理解を十分に得たうえで、知床を普遍的な遺産にするのは重要な課題」と拡張の必要性を強調した上で、「海域の生物も国境はありません。トドも自由に泳ぎ、鳥は飛んでいます。人間
だけは国境といういさかいがあります。しかし、それを超越して両国の生態系を守り続けていかなければならないという思いを強くもちました。サミットで(そうした声を)世界の首脳に届けたい」と熱い思いを語りました。
一方、NPO法人「北の海の動物センター」の大泰司紀之会長にご臨席いただき、生態系の豊かさについては、詳しく説明していただきました。
大泰司会長は、ビザなし専門家渡航の枠組みで1999年から継続している生態系調査で、エトピリカは1万5000羽以上生息し、シャチは択捉島に定着し、マッコウクジラも極めて多い。世界にもこのようなところは他にない。北海道新聞の企画(99年)の時点で、『知床も四島も合わせて世界遺産にしてはどうか』と提言していたことを明らかにしました。
その上で、「(北方領土の)帰属の問題をはっきりしてから、(世界自然遺産に)ふさわしいかどうか判断するのでは(手遅れになるので)もう遅い。崩壊する前に温暖化防止も含めて保全できれば」と、すぐにでも保全の網かけが必要なことを強調しました。さらに、オイルマネーでロシアは四島の基盤整備を大がかりに進めようとしている。金鉱開発も進んでする。自然保護よりも開発が優先になっている。
帰属が決まってからでは遅い」と訴えました。
会見では、マスコットキャラクターをパネルで発表。募金の着手についてもお知らせしました。
最後に、今後は二つのNPOが連動して拡張運動に臨むことを確認し、実現に向けて堅い握手をしました。
両代表は会見後に環境省自然環境計画課を訪れ、改めて拡張構想を要請しました。
この日は、ロシア大使館にも拡張構想の要請文を発送しました。 |
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